「~できる」と表現したいときに使う「can」
中学で習ったけどあまり理解が深くない、または忘れてしまったという方多いのではないでしょうか?
ここでは助動詞「can」の使い方、否定文や疑問文の作り方、例題や練習問題など、「can」の理解を深めるため、詳しく解説しています。
基本的な助動詞の使い方をマスターして中学英語のやり直しをしましょう!
助動詞「Can」とは?
助動詞「Can」は、主語の能力や可能性、許可や依頼などを表す際に使います。
英語の助動詞の中で最も基本的で重要なものの」は、主語の能力や可能性、許可や依頼などを表す際に使います。英語の助動詞の中で最も基本的で重要なものの一つです。
「Can」の使い方と意味
- ~できるを表す「Can」
- 例:I can swim.(私は泳げます)
- 許可を表す「Can」
- 例:You can go now.(あなたはもう行っていいですよ)
- 依頼を表す「Can」
- 例:Can you help me?(手伝ってくれますか?)
- 可能性を表す「Can」
- 例:It can rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれません)
~できるを表す「Can」
「~は~することができます」このような文は、【主語+can+動詞の原形~】で表すことが出来ます。
「can」は主語の人称や数によって形を変えることはありません。
そして「can」のあとは動詞の原形がきます。
許可を表す「Can」
助動詞「Can」は、許可を表す際にも頻繁に使われます。
これは、相手に何かをしてもいいかどうか尋ねるときや、相手に許可を与えるときに使用します。
Can I use your pen?
ペンを使ってもいいですか?
この例文では、話し手が相手のペンを使う許可を求めています。
依頼を表す「can」
この表現方法は、相手に何かをしてもらうように頼む時に非常に便利です。
丁寧に相手に伝えられることが出来るため、日常会話でよく用いられます。
Can you tell me the way to the station?
駅までの道を教えてくれますか?
この例文では、話し手が道を尋ねる際に相手に道案内を頼んでいます。
可能性を表す「Can」
助動詞「Can」は、ある状況や出来事が起こり得る可能性を示すためにも使われます。
これは、将来起こり得ることや一般的な可能性について話すときに便利です。
It can rain tomorrow.
明日は雨が降るかもしれません。
明日雨が降る可能性があることを示しています。
このように、「~できる」だけでなく、依頼を表したり可能性を表したりするときにもよく使われます。
否定文を表す「Can」の使い方
助動詞「Can」を否定形にすることで、「~できない」「~してはいけない」という意味を表すことができます。
否定文では、「can」に「not」を続けて「can’t」とします。
「Can’t」は「cannot」の短縮形で、日常会話では「can’t」がよく使われます。
- I can swim.
- (私は泳げます)
- I can’t swim.
- (私は泳げません)
練習問題にチャレンジ(否定文)
以下の文を日本語から英語にしましょう
練習問題
1.私たちは明日行けません
2.彼はピアノを弾けません
3.彼女は英語を話せません
答え
1.We can’t go tomorrow.
2.He can’t play the piano.
3.She can’t speak English.
「can」の疑問文
「~を(することが)できますか?」
という疑問文は
【主語+can+動詞の原形~?】で表すことが出来ます。
このように、疑問文の場合は「can」を主語の前に出します。
Can~?と聞かれた場合は同じように「can」を使って
Yes,~can/No,~can’t
と答えます。
練習問題にチャレンジ(疑問文)
以下の文を日本語から英語にしましょう
練習問題
1.あなたはそれをやることができますか?
2.彼はその本を見つけられますか?
3.あなたは宿題を手伝ってくれますか?
答え
1.Can you do it?
2.Can he find the book?
3.Can you help me with my homework?
疑問詩で始まる「can」の疑問文
疑問詞(What, Where, When, Why, Howなど)を使った「Can」の疑問文は、特定の情報を求める質問をするために使います。
【疑問詞 + Can + 主語 + 動詞の原形?】で表します。
When can I see you?
(いつ会えますか?)
この文は、「いつ会うことができるのか」を尋ねています。
疑問詞「When」が文の先頭に置かれ、「can」が主語「I」の前に続きます。
「What」は物や事柄、「Where」は場所、「When」は時間、「Why」は理由、「How」は方法を尋ねるときに使います。
練習問題にチャレンジ(疑問詩で始まる)
以下の文を日本語から英語にしましょう
練習問題
1.なぜあなたはここに来られないのですか?
2.どこで彼に会えますか?
3.いつ会えますか?
答え
1.Why can’t you come here?
2.Where can you meet him?
3.When can I see you?
canまとめ
助動詞「Can」の使い方をしっかりと理解することで、英語の表現力が大きく向上します。
中学英語を学ぶ上で欠かせない助動詞ですので、しっかり定着するまで学習しましょう!