【完全解説】過去形の不規則動詞の壁を突破！中学英語を最強攻略

日本語でも普段何気なく使っている過去形。

中学英語のやり直しでも、過去形は必ず習得しておく必要があります。

ここでは、過去形の基本ルールから、規則動詞と不規則動詞の使い方、そして具体的な練習問題まで、わかりやすく解説していきます。

今まで過去形に苦手意識のあった方や、初めから学びなおしたい方に向けて、どこよりもやさしく詳しく解説していきます。

過去形の基本ルールを理解しよう

「～しました」のように過去を表すには動詞の過去形を使います。

一般動詞の過去形には、規則動詞と不規則動詞があります。

規則動詞＝動詞の原形+(e)d

不規則動詞＝不規則に変化するもの

それぞれを詳しくみていきましょう。

規則動詞の過去形

規則動詞は、動詞の原形に「-ed」を付けるだけで過去形になります。

語尾が「e」で終わる動詞は「d」を追加するだけです。

また、語尾が「子音字+y」で終わる動詞は「y」を「i」に変えて「-ed」を付けます。

そして語尾が1母音字+1子音字のときは子音字を重ねて「-ed」をつけます。

edをつけるだけのもの

一般的に多くの動詞がこちらに該当します

語尾がeで終わるもの

語尾が「e」で終わる動詞は「d」を追加します。

元々ある「e」をそのまま使う形ですね。

子音字+yで終わるもの

こちらは「y」を「i」に変えて「-ed」を付けます。

すこしややこしく感じるかもしれませんが、慣れてしまえは簡単です。

語尾が1母音字+1子音字で終わるもの

子音字を重ねて「-ed」をつけます。

規則動詞のポイントまとめ

不規則動詞の過去形

決まったルールがある規則動詞に対し、不規則に変化する動詞を不規則動詞と呼びます。

不規則動詞　一覧表

以下は中学校で習う主な不規則動詞の一覧表です。

動詞の原形、過去形、過去分詞形を含んでいます。

原形	過去形	過去分詞形
be	was, were	been
become	became	become
begin	began	begun
break	broke	broken
bring	brought	brought
build	built	built
buy	bought	bought
catch	caught	caught
choose	chose	chosen
come	came	come
cut	cut	cut
do	did	done
draw	drew	drawn
drink	drank	drunk
drive	drove	driven
eat	ate	eaten
fall	fell	fallen
feel	felt	felt
find	found	found
fly	flew	flown
forget	forgot	forgotten
get	got	gotten
give	gave	given
go	went	gone
grow	grew	grown
have	had	had
hear	heard	heard
hit	hit	hit
keep	kept	kept
know	knew	known
learn	learnt, learned	learnt, learned
leave	left	left
lend	lent	lent
let	let	let
lose	lost	lost
make	made	made
meet	met	met
pay	paid	paid
read	read	read
ride	rode	ridden
run	ran	run
say	said	said
see	saw	seen
sell	sold	sold
send	sent	sent
show	showed	shown
sit	sat	sat
sleep	slept	slept
speak	spoke	spoken
spend	spent	spent
stand	stood	stood
swim	swam	swum
take	took	taken
teach	taught	taught
tell	told	told
think	thought	thought
understand	understood	understood
wear	wore	worn
write	wrote	written

これらの動詞は、中学校の英語カリキュラムでよく学ぶ不規則動詞の一部です。

規則動詞と異なり、不規則動詞は動詞ごとに異なる変化形を覚える必要があります。

定期的に復習して覚えていきましょう。

過去形の否定文と疑問文

肯定文の作り方

過去形の肯定文は動詞を過去形にするだけで、特別な助動詞は必要ありません。

例: I played soccer yesterday.
私は昨日サッカーをしました

否定文の作り方

否定文はdidn’t (did not)を使い、動詞は原形に戻ります。

例: I didn’t play soccer yesterday.
私は昨日サッカーをしませんでした

疑問文の作り方

疑問文は「Did」を文頭に置き、動詞は原形にします。

例: Did you play soccer yesterday?
あなたは昨日サッカーをしましたか

否定文・疑問文の例文①

「go」の過去形は「went」です。

否定文では「didn’t」を使い、動詞は原形の「go」に戻ります。

疑問文でも「Did」を使い、動詞は原形の「go」にします。

否定文・疑問文の例文②

「see」の過去形は「saw」です。

否定文では「didn’t」を使い、動詞は原形の「see」に戻ります。

疑問文では「Did」を使い、動詞は原形の「see」にします。

練習問題にチャレンジ

規則動詞の練習問題

（）内の単語を過去形にしましょう。

それぞれ文を作成しましょう

次の文を肯定文・否定文・疑問文にしてみましょう

①昨日、私はテニスをしました

②昨夜、彼女は映画を見ました

不規則動詞の練習問題

（）内の単語を過去形にしましょう。

それぞれ文を作成しましょう

肯定文・否定文・疑問文にしてみましょう

①彼らは夕食にピザを食べました

彼女は友達に手紙を書きました

過去形まとめ

中学校で学ぶ英語の過去形は、動詞の規則動詞と不規則動詞に大きく分けられ、それぞれに特定の変化ルールがあることが分かりました。

過去形の文を作成する際には、これらのルールを理解し、肯定文、否定文、疑問文の形式に応じた適切な変化を適用することが重要となります。

規則動詞は基本的なルールに従い、不規則動詞は特定の変化を覚えることが求められます。

否定文と疑問文の作り方も、助動詞「did」を使って正しく作成することが重要です。

これを機に、過去形の基礎をしっかり学習しましょう。